2008年3月11日火曜日

シスターブログ

音楽炬燵  onkota は早速お引越ししました。
http://blog.goo.ne.jp/kyoko-nishiyama
出来立て早々にすみませんが、こちらに遊びにきてください。
お待ちしています。

2008年3月6日木曜日

シスターブログ

もうひとつブログが出来ました。
音楽炬燵 おんがくこたつ onkotaです
http://blog.goo.ne.jp/chocolakyokola

毎日更新ブログです。

こちらアレトーンは親しい友達にあったときに話し込む感じで・・

両方よろしくです。

2008年2月16日土曜日

今週は

今週はつかれました。花粉症か風邪かと判別しがたい状態が結局熱が出て風邪かしらと。しかし昨日は花粉について考えた。ここまで人体の危機感を煽る花粉って脅威だ。単に過剰反応ではなくてもしかしたら人類の存亡を左右するほどの災害かもしれない。かつて恐竜が絶滅した隕石の衝突を思った。今に人は花粉の様々な対処法を講じた挙げ句、気づかぬうちその副作用で人口は先細ってゆく。
花粉はある意味、ウイルスと変わらない。植生ありき、なのはわかる。人間は生物の一種類でしかないことも。地球に起こる様々な現象が、生物のなかで知力に秀で、のさばっていると思われる人間に帰することも、わかる。ただ、おなじことをするのでも地球の覇者気取りでエコするのなら、花粉にすら脅かされる一生物として自覚したほうが他者への配慮が芽生えるのかもしれない。しかし、異常気象とか言うがなにを基準にして異常なのだろう?地球四十数億年、氷河期もあれば磁場も逆転を繰り返し常に変化し続けるのが常ではないかとすら思う。

2008年1月20日日曜日

しるく どんでんがえる

NHKでの役所さんと坂本さんの対談
坂本さんの音楽は体温が下がって貧血気味の女性にはちょっとつらい、けど
様式美がはっきりとある音楽、役所さんのかつての武蔵は衝撃的だった、けど
失楽園からなんか魅力がなくなった気がする、などと
それぞれ尊敬する部分、往年の魅力を惜しむ部分など複雑な思いを
抱きながら、それでも相手の出方を伺って慎重に語る二人の言葉に
憎からず思っていた新作映画「シルク」は今日、
完璧なコメディーになってしまった。

映像と音楽で透明で美しい愛の物語をひっぱって最後に
「あなたの愛は どんでんがえる!」

聞き間違いかと家族に確認したところみんなそうだというので
あらためて子供と笑い転げたのです。
しかも子供は意味を知らないで語感だけで受けていたのです。
これはすごいインパクトです。
今年の流行語大賞かなとヒヤッとしました。
でも、一生懸命製作したスタッフは嫌でしょうね。
もしも、(ありえませんが)私が音楽担当だったら泣いて怒りますね。

音楽は台本の語感もすべてくみとったうえで書かれているはず、映像美も含め
坂本さんくらいの方なら当然イメージが完璧に出来上がったうえでの作曲
そして、それが単独で演奏されることにも耐えうる作品であるように仕上げたはずです。
その作品のキャッチコピーをインパクトを狙ったからといって
こんなコピーにしてしまい、(もしくはライターが「おかしくない」と思っていたらもっと大変なことですが)
かわいそうです。
まあ、どんでんがえるのなら興行収入が上がるベクトルに向かうといいですね。
私は一人なら行かないけど。寒すぎますよね今の季節に。坂本さんは夏に聴きたいです。
冷却効果と降圧効果がありそうです。

2008年1月15日火曜日

2008年1月14日月曜日

リキュールの音楽

素晴らしいリキュールに出会って、それに感動したら

誰かにその感動を伝えたいと思う。

そんな気持ちでCD「リキュールの音楽」を作ったことがある。

お酒だから味わえない人もあるだろうし、体の中に浸透してゆく

甘美さを音で表現できたら・・と始めてみたのはいいが

非常に難しかった。

と、いうのはリキュールの完成度が比類ない高さを持つからだ。

試作してみて、そのあまりの自分の音との精度の違いにがっくりとなった。

これで良い、とはいえないものの選曲の点では合うのではないか、と思われる数曲を

録音した。時間はシガーと召し上がる方の28分くらい。

録音はペトロフのセミコンサートグランド。

ゆっくりな選曲ではあるが、これがまた良く眠れるのである。

気がつくとこっくり、なんて自分が弾いたからその波長に同調しているだけなのかもしれないが



これからのバレンタイン、ホワイトデーのシーズン。

今までほろ苦いビターの思い出しかなく、紛らわしいことこの上ない

この商業至上主義的慣習は個人的には敬遠するが

バラ色の人生のため有効に生かす人にはぜひ

このマリーエンホーフ社のローゼンリキュール(バラ)をはじめ

各種の珍しくも超予定調和的絶美味を味わって、または共有することに

漕ぎ着けていただきたいものです。

そしてCDもお聴きいただけると嬉しいです。http://www.e-raku.com/index.html


即興~プレリュードop.16-1 スクリャービン
即興~眠りの森の美女のパヴァーヌ   ラヴェル
即興~きらきら星変奏曲 no.11 モーツアルト
即興~「足踏み踊り」   バルトーク
即興~「アルペンホーンの踊り」   バルトーク
即興~「チーク地方の民謡Ⅰ」    バルトーク
後奏 

リキュールの夜  めくるめく香気と蜜の甘美・・ 

独り占めするいささかのうしろめたさ 

誰かと秘密を分かち合う楽しみを覚えながら・・

「あなたが一番たいせつ」と囁き 抱擁してくるこの美酒に抗えるものではない・・ 

リキュールの夜に・・ 

去年の2月に書いた記憶・・今更ながら「お好きなのね」という感じ。

でも、リキュールが喉を潤すとき、きっとこう感じるはず。

2008年1月12日土曜日

エクササイズ

コアリズムをやってみた。
楽しいがハードです。
ビリーは一回しかやりませんでした。
効果的なのは頭ではわかるけど体がついていかない。

ラテンダンスがベースのためか、ビリーの脱走兵のようなあの挫折感は無く、
どうでもいいや、という感じで流していると体が自然に、あ、もう一回やってみようかなんて・・


ピアノにはコアマッスが必要と痛感しています。
特にフランクのヴァイオリンソナタとか、
ワルトシュタインとかスカルボとか・・
そう、ラヴェルはすごく動く、だけに中枢を定めないと
何がここでのメインか、プライオリティを何処においていいか分からなくなる。
独特のシャルウィーダンス!風の習い事でなく、気軽にラテンが踊ってみたい!

実は私には押し殺した夢があった。
本当はとてもとてもなりたかったのはバレリーナ・・・
初めて電車に乗ってバレエに連れて行ってもらったのは五歳くらいのとき。
千葉で今思えば、白鳥ありドンキあり、のガラだったと思う。
もう、胸が震えて頭がぼうっとして口が利けなかった。
なんて素敵なの!それになんて素敵な衣装,トウシューズ!
買ってもらったバレーシューズという名の「うわばき」の先に石をつめて
チャイコフスキーのレコードに合わせて狂い踊り、懸命にアピールした。
「バレエ習わせて!」
けれど親は賢明だったかもしれない、何事にも向き不向きってあるからだ。
こどもの気まぐれに親は振り回されてはいけないのである。
やりたいからやらせる、やめたいからやめさせる、では何一つ続くわけが無い。
「そんなに練習嫌いならピアノに鍵かけるから!」と親はキレたつもりが
一週間後、さっぱり縁が切れたつもりの私に業を煮やしてピアノの前に連れ戻すなど
筋の通らないことも時には必要なのだと、わが子に同じことを繰り返している私は
今ならそれを肯定するのだ。筋を通す、というのは家風とか職業によってはぜひとも
必要なことだが、全てに筋を通されるとイマジネーションの発生する余地が無い。
世の不条理に対してこそイマジネーションが大きく花開くからだ。

とはいえ、幼い頃、バレエドラマ「赤い靴」に見入り、、
学生時代にバレエ漫画「スワン」に夢中になり、
大学時代はアントニオ・ガデスに焦がれ、
やっぱり踊りってすてきだなっと今でも思う。
私は下手だけれど気軽に楽しくてつい踊ってしまう、みたいな人生こそ生きてみたい。
沖縄もそうらしいけれど、何かあるとみんなで踊る習慣がある国っていいなあ。
パルスを共有するんだもの。

2008年1月2日水曜日

謹賀新年

 
あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

初夢はこれから・・良い夢だといいな。

五郎八もリースリングからもすっかり酔いがさめて

寒くなったので少し温まってから(お風呂に入って、飲みなおしてから)眠ります。

しかし、この冬休みはどうしたわけか主婦の守護霊に導かれるように

カーテンを大洗濯したり、窓掃除したり
リネン類を買い換えたり、自家製洗剤で大掃除したり
栗きんとん、筑前煮、年越しそば、お雑煮、と
私にしては結構大変頑張りました。

結局、仕事納めなど無い、主婦にとっては。
忘年会も無い。
主婦としての労役への対価、評価はなきに等しい。(文句モードに移行)
して当たり前、出来て当然のごとくかいがいしくふるまう
ドラマにおける主婦、妻、母の描写をもう止めて欲しいと、プレッシャーに感じるのは
私だけだろうか?

ところで、市販の合成洗剤類に対してかねてから疑わしさを感じ、身体的にも
肋骨がきしむ様な感じを覚えていた私は、洗濯は常に粉の洗濯石鹸です。
それも生活クラブの。世の中で最強の人種は日常の暮らしを死守せんとする主婦。
彼女らの厳しいおめがねにかなった製品なら間違いないと(実際体も喜ぶ気がするので)
継続愛用しています。
それに掃除用洗剤。汚れは根こそぎ落ちるというCMは汚れよりも洗剤のほうがはるかに
恐ろしい。だから落ち具合はともかく手作り。用途別にあれこれ買ってごちゃごちゃするのも嫌だ。

レシピ:液体洗たくせっけんにアルコール、水、それから好みのアロマオイル(大抵ペパーミント、
シトラス系、除菌効果を期待しつつティーツリーかローズマリー、窓、玄関などで虫除けを期待するなら
レモングラス、ゼラニウム、)を加える。
こう書いてみると私は実はもうひとつ心の奥に願望があったことに気づく。
原風景のようなものはアメリカの大草原の小さな家。カントリースタイルのお家で全て手作り
ハーブとか野菜とか庭で採ってきて、動物性蛋白質は細かいことは知らないけどきっと夫が調達してきて美味しい食事が終わると家族で暖炉のそばに集う。子供服の思い出深いはぎれをパッチワークにしてベッドカバーにしたり、大きなパイを焼いたり。ジャムを作ったり・・・
本当はそんな暮らしがしてみたかったな、なんてどこかで思ったりする。
でも、パン作りからしても相当な体力と朝晩の冷え込みへの耐寒力が必要ですね。
床暖房のカントリーハウスならいいなあ。
目下の幸せは手足が温かいこと。温まってもう寝ます。おやすみなさい。
皆さんもよい一年になりますように。

kinngasinnnenn